実技・上級編
2/2匹目をゲットするために
さあ、いよいよ上級編に入ります。この上級テクニックは、針金のささりが浅かろうが、モナカがふやけていようが関係ありません。むしろモナカは少々柔らかくなって初めて使えるテクニックです。そして1/2匹目をゲットする時とは逆の発想でカメをすくうのです。
まず、空中の安全ポジションから水中ポジションへ入れるのは今までと同様です。そして、カメを所定の場所(2本の平行した針金の上)に落ちつかせます。これも同じなのですが、ここでは少々時間をかけてもかまいません。なぜならモナカはふやけてもOKだからです。むしろカメを所定の位置にしっかり据えることに気をつけて下さい。
さて、次です。初級編では、円を描くようにモナカをひっくり返しながら安全ポジションに戻しつつこぼれてきたカメをおわんで受けるというテクニックでしたが、今回は少々強引です。水中ポジションのまま、前方上方に上げるのです。この際、水の抵抗を利用して針金を深く差し込みます。モナカは柔らかくなっていますから、それが可能なのです。そして針金の上に柔らかくなったモナカが覆い被さっているような状態で、さらにその上にカメが乗っている形で水上に上げるのです。イメージとしては、カメは気にせずモナカをすくうという感じです。

カメは針金の上に乗っているので落ちる心配はありません。またその心配がないようにカメを所定の場所に持ってくるのに時間をかけていいのです。あとはモナカをはずさないように水上に上げるだけですから、針金を深くさしつつモナカをすくうという感覚で上げるのです。モナカがまだ堅いうちは、針金を水中でこの操作だけで深くさすことはできません。ですから、あえて適度な柔らかさになるまで待たなければならないのです。
水上に上げたらモナカをひっくりかえしてカメをお椀に受け取り、安全ポジションから再び同様につづけます。もうモナカがどうしようもなく柔らかくなり、針金にひっかからなくなるまでこの方法が使えます。店主が手本を見せる場合は4〜5匹くらいすくってみせます。私も3匹目まではOKで、4匹目くらいでちょっとつらい感じです。でも私の場合は、1匹を確実にするために3匹すくっているようなものなので、少しちんたらやっています。うまくやればみなさんも4匹くらいいけるかも知れません。

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